KDDI(au)は10日、月額1980円からとなるスマートフォンの新料金プランを発表した。台頭する格安スマホへの顧客流出を食い止めたい考えで、競争を促す総務省の要請にも応えた形。従来プランに比べて2~3割安くなる。今後も各社の値下げ合戦が激しくなりそうだ。

 新料金プラン名は「auピタットプラン」。顧客が使用したデータ量に応じて2980円から5段階の定額料金が毎月、自動的に適用される。年末までの加入者を対象にした月間千円の値引きキャンペーンを利用すると、格安スマホ並みの1980円からとなる。

 また、データを大量に使う顧客のために「auフラットプラン」も用意。20ギガバイトまでの利用料8千円を6500円に引き下げる。両プランとも14日に提供を開始する。

 端末の値引きはせず、毎月390円を支払うことで割賦代金の支払いを減らせるサービスを設けた。一方で、端末購入割引を含む従来のプランも残す。

 当面は基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマホが対象で、iPhone(アイフォーン)向けのサービスは別途検討する。

 総務省は大手携帯電話のグループ会社が持つ回線について、格安スマホを手掛けるMVNO(仮想移動体通信事業者)が借りやすくするため、17年度中に新たなルールづくりに乗り出す方針。サービス競争を活発にして値下げにつなげる狙いだ。【共同】

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