補助犬をめぐり、宿泊施設に求められる対応について話した三輪利春理事長=佐賀市の四季彩ホテル千代田館

■宿泊施設関係者、準備と心構え学ぶ

 補助犬を理解し、観光宿泊施設の受け入れを促進させようと佐賀嬉野バリアフリーツアーセンターは16日、県内の観光宿泊施設を対象に佐賀市でセミナーを開いた。参加者は補助犬利用者の宿泊や施設利用時に必要な準備と心構えを学んだ。

 松江山陰バリアフリーツアーセンターの三輪利春理事長を講師に迎えた。三輪理事長は「補助犬の拒否はお客さまを拒否していることと同じ」と話してできる限りの配慮を求め、「昨年4月に施行された障害者差別解消法では認められない行為」と説明した。

 三輪理事長は補助犬である盲導犬が食事中はテーブルの下で待機することや、部屋の一角にシーツを敷いた場所を居場所にするなど、どうしつけられているかを紹介した後「対応で分からないことがあれば、お客さまに聞いて。もし他のお客さまから苦情が出た場合は、身体障害者補助犬法で受け入れ義務があると伝えてほしい」と話した。補助犬の受け入れ経験がある参加者は「部屋の清掃が大変などの報告は受けていない。今後も積極的に受け入れていく」と話していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加