■大人の発達障害

 “まじめに取り組んでいるのに気が散ることが多く、同じミスを繰り返す”“家事も育児も近所づきあいも、なぜかうまくいかない”“物事の優先順位がつけられず、安請け合いをした結果、信頼を失ってしまう”日々の生活のさまざまなシーンで、何をやっても思いどおりにいかず「どうしていつも自分はこうなんだろう?」と悩んだりしていませんか?

 《発達障害》だと診断されないまま何の対策も取らずに大人になったことで、社会の中のいろいろな困難に直面し、苦しい思いをしている人は意外に多いようです。このような状態が積み重なっていくと、やがて統合失調症やうつのような他の精神疾患を併発するなどの二次的な問題につながる可能性も。これを防ぐには、できるだけ早い時期から周囲の理解を得て、適切な対応や必要なサポートを受けることが大切です。そのためには自分自身を《発達障害》だと認め、受け入れることが絶対条件。勇気がいることですが、生活上の悪循環を断ち切り、状況を改善していくためにも現実を直視し、壁を乗り越えていきましょう。

《発達障害》チェックリスト 大人編~例えばこんなことがあります~

=Scene1=職場や学校で

□会議や仕事中、授業中に落ち着かず、そわそわしてしまう

□貧乏ゆすり、机を指先で叩くなどの癖が止められない

□会議中や授業中に不用意な発言をしてしまう

□思ったことをすぐに言動に移してしまう

□仕事や勉強に集中できない

□仕事や課題に必要なものをなくしたり、忘れたりする

□仕事や課題を最後まで終えることができない/締め切りに間に合わない

□仕事や課題でケアレスミスがよくみられる

=Scene2=家庭で

□家事をしていても、別のことに気を取られやすい

□何かに夢中になって家事を忘れてしまう

□衝動買いしてしまう

□部屋が片付けられない

□外出の準備がいつも間に合わない

□家事が効率よくこなせない

□お金の管理が苦手

=Scene3=他人との付き合い方で

□おしゃべりを始めると止まらない

□自分に関することばかり話してしまう

□つい、人を傷つけるような発言や行動をとってしまう

□約束の時間にいつも遅れる

□約束を忘れてしまう

□他人の話を集中して聞けない

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