16日から発売される「焼豚ラーメン×丸幸ラーメン」。とんこつスープに特にこだわったという=基山町長野のサンポー食品

サンポー食品とコラボ商品を開発した丸幸ラーメンセンター。年間100万人以上が訪れる=基山町小倉

 九州のとんこつラーメンの味を全国、世界に発信したい-。その熱意を胸に基山町が誇るラーメンの二大巨頭が手を組んだ。大ヒット商品「焼豚ラーメン」を手がける「サンポー食品」と、年間約100万人以上が訪れる「丸幸ラーメンセンター」が共同でカップ麺を開発。1月16日から全国のコンビニと九州の各小売店で販売を始める。

 商品名は「焼豚ラーメン×丸幸ラーメン」。特にこだわったのは丸幸の特徴であるクリーミーかつあっさりした白濁とんこつスープ。昨年春から15回以上打ち合わせを重ね、丸幸側のアドバイスを受けながら試行錯誤を繰り返した。

 サンポー商品開発部の奥川翔吾さん(30)は「インスタントという概念をいったん捨てて、用いる豚の質の見直しや、ポークエキスの配合を変えた。粉末スープでも液体に負けない深みを出すことができた」と胸を張る。コストはかかるが、焼豚ラーメンに比べポークエキスを2倍に増量するなどこだわったという。

 麺は福岡県産のラーメン専用小麦「ラー麦」を100%使い、しっかりとしたコシが味わえる。具材にはチャーシューの他、両ラーメンに共通の特徴である紅ショウガとネギを用いた。128グラムの大容量(焼豚ラーメンは94グラム)で、希望小売価格は205円(税抜き)。

 サンポーの古川揚一工場長兼商品開発部長(42)は「今まではラーメン店との絡みが少なく、得意分野ではなかった。この企画を契機に連携を深められれば」と期待する。丸幸の別府俊介さん(39)も「全国にうちの味を広げるにあたり有り難い話。スープもこだわって、とても近い味になった。一緒に町の活性化に役立ちたい」と意気込む。

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