全国都道府県対抗女子駅伝でゴールする佐賀のアンカー・光延友希=西京極陸上競技場

■県勢レース経過 

 県チームは、上位浮上のきっかけをつなめないまま39位でフィニッシュした。

 1区の横石(九電工)は26位と踏ん張ったが、2区以降の通算順位は35位前後に低迷。中学生区間の松浦(鹿島西部中)と池田(千代田中)がそれぞれ区間20位台と健闘を見せ、わずかに順位を上げたにとどまった。

■主力不調、大雪追い打ち

 都大路に降りしきる雪が、リベンジに燃える選手たちに試練を課したかのようだった。前回38位から20位台へステップアップを狙った県チームは、順位が伸びず39位。小川朋子監督(多久東部中教)は「前半で流れに乗れなかったのが敗因」と力なく語った。

 1区の横石悠貴(九電工)は3キロ付近で先頭集団から徐々に離され、中間地点の通過順位は31位。それでも4キロ過ぎの上りで「前の選手を絶対につかまえる」と執念を見せて26位まで戻した。

 しかし、後を受けた大久保麻紀(清和高)は本来の力を出せなかった。雪で2区選手の中継点への移動が遅れ、ウオーミングアップの時間も短縮。小川監督は「どこも同じ条件とはいえ、気持ちに余裕ができなかった」と大久保をかばった。

 2年前に区間6位と気を吐いたアンカー光延友希(デンソー)の不振も誤算だった。攻めの走りで前の選手をとらえるもくろみが、たすきを受けた時点で先行チームとは31秒差。持ち味を生かせず区間39位に終わった。

 不本意な結果に終わったが、順位を押し上げた中学生2人の奮闘は明るい材料。3区20位の松浦亜依(鹿島西部中2年)は「ラストで1人に追い越され悔しかったが、積極的に走れた。来年も同じ区間で頑張りたい」と次回もチームに貢献することを誓った。

 【県チーム成績】

区 間        通 算 

1区(6キロ)横石 悠貴(九電工)  (26)20分21秒

2区(4キロ)大久保麻紀(清和高)  (40)13分31秒 (35)33分52秒

3区(3キロ)松浦 亜依(鹿島西部中)(20)9分50秒 (33)43分42秒

4区(4キロ)吉冨 博子(メモリード)(37)14分8秒 (36)57分50秒

5区(4.1075キロ)鶴田 紘子(鹿島実高) (35)14分28秒 (36)1時間12分18秒

6区(4.0875キロ)田中 佑香(鳥栖工高) (41)14分5秒 (37)1時間26分23秒

7区(4キロ)坂井 希美(鳥栖工高) (41)13分51秒 (37)1時間40分14秒

8区(3キロ)池田 佳奈(千代田中) (28)10分47秒 (36)1時間51分1秒

9区(10キロ)光延 友希(デンソー) (39)34分38秒 (39)2時間25分39秒

このエントリーをはてなブックマークに追加