祇園社の夏祭りで勢いよく駆け出してだんじりをひく子どもたち=吉野ヶ里町目達原

祇園社夏祭りの神事を前に、力強い和太鼓を奉納した

 吉野ケ里町目達原地区の祇園社で9日、子ども夏祭りが開かれた。そろいの法被を着た地区の子どもたち約70人が、だんじりを曳(ひ)いて商店街を練り歩き、弁天社まで巡行した。力強い太鼓に合わせ、「そーれ」と子どもたちの歓声が飛び、沿道では店主らが手を振って応えていた。

 祭りは毎年開かれ、目達原地区子どもクラブが太鼓を担当し、4月から週1回の練習を積み、神事の前に3曲を奉納した。真木礼彰(まさあき)君(9)は「腕とばちを真っすぐ伸ばしてかっこよく見せた」。進行役も務めた中山瑠斗君(9)は「みんなで頑張って、楽しかった」と喜んだ。若手男性陣は獅子舞姿で登場した。

 今年は32回目で、5~6年前から住民で手作りした「目達原だんじり」や子ども太鼓を取り入れ、にぎわい創出に力を入れている。区長の中山重幸さん(70)は「伝統はまだ浅いが、子どもたちの真剣な目の色とにぎやかな一体感がある。これからもっと地元で盛り上げていければ」と話す。

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