■患者、職員増え手狭に

 佐賀県医療センター好生館と県議会の意見交換会が11日、佐賀市の好生館で開かれた。中川原章理事長は、2013年の新築移転後に患者や職員が増えて院内が手狭になっていると説明し、「場合によっては増改築も検討しなければならない」との考えを示した。

 好生館は移転後の4年間で外来患者数、職員数ともに1割超増えている。13年に年間5627件だった手術件数も16年には6586件に増加した。一方で手術室は9室のまま変わらず、ひっ迫しているという。

 中川原理事長は「設計段階の予想を上回るスピードで増え、全体的にスペースが足りなくなっている。場合によっては、好生館が持っている財源を元に、増改築も検討しなければならない。具体的な内容はこれからになる」と述べた。正式に検討する場合は、18年度から4カ年の第3期中期計画に盛り込むという。

 残業代などの賃金未払いで佐賀労働基準監督署の是正勧告を受けた問題については、病院側が対応策を報告した。現在、過去2年分の未払い額を調査中で、中川原理事長は「(支払いまでに)あと半年かかる」としている。

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