九州豪雨の影響で有明海沿岸に大量の流木などが漂着していることを受け、佐賀県は11日、本格的な回収作業を14日から始めると発表した。放置すれば漁業被害を誘発する恐れもあるとして、国が経費の半分を助成する災害関連事業を活用して処理する。

 県は目視などによる調査で、佐賀市川副町大詫間から鹿島市にかけての海岸に約3千立方メートルの流木などが漂着していると推計した。

 県や沿岸の4市2町、漁協の担当者が、佐賀市の県有明海漁協本所で開いた対策会議では、海域全体に漂流物が広がっている現状が報告された。沿岸部では鹿島市や佐賀市などの自治体に加え、一部の漁業者も漁港内で自主的に回収に取り組んでいるが、クレーンなどの重機が必要な大きなものも目立っているという。

 最盛期を迎えているクラゲ漁で、夜間は漁に出られなかったり、流木にぶつかって船のスクリューが破損したりする被害が出ている事例も報告された。

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