吉野ケ里保育園の園児たちが安全運転の呼び掛けに協力した=吉野ヶ里町の国道385号

 夏の交通安全県民運動が11日、佐賀県内で一斉に始まった。佐賀県は昨年まで5年連続で、人口10万人当たりの人身交通事故件数が全国ワーストとなっている。悲惨な事故を1件でも減らそうと、各地で啓発グッズを配る街頭キャンペーンなどが実施される。20日まで。

 県警交通企画課によると、県内の人身事故は今月10日現在で3493件(前年同期比344件減)、死者数は前年同期と同じ18人となっている。

地元保育園児運転手にPR 吉野ヶ里町

 ○…県民運動スタートを前にした10日、神埼署と神埼地区交通安全協会などは、吉野ケ里町の交通事故防止重点対策箇所の田手交差点そばの国道385号で、ドライバーに安全運転を呼び掛けた。地元の吉野ケ里保育園の園児21人を含む約50人が参加した。

 警察官が車を止め、ゆるキャラの力を借りた園児たちが窓から事故防止のチラシや粗品を手渡した。リョーユーパン佐賀工場(神埼市)が協力し、食パン200斤を提供した。

 神埼署であった出発式では、原尚士署長が「地域で一体となり悲惨な事故を1件でも減らしましょう」と訴えた。昨年の事故発生件数は人口比で見ると神埼郡吉野ケ里町がワースト、次いで神埼市だった。

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