全国大会での活躍を期す唐津ボーイズ小学生の部の選手たち=唐津市神田

 唐津市の硬式少年野球チーム「唐津ボーイズ」小学生の部が、26日に東京で開幕する「第47回日本少年野球春季全国大会」に出場する。部員減で7年間休部し、昨春再結成したばかり。メンバー9人がそろったのは今年になってからだが、自慢の打撃力で九州予選を勝ち抜いた。

 唐津ボーイズは「唐津スカイヤーズ」の愛称で親しまれ、40年以上の歴史がある。小学生の部はプロ野球で活躍する宮崎敏郎選手(DeNA)を輩出し、現在の峯道雄監督が選手時代の1976年に全国大会で準優勝した実績もある。

 少子化が進み、「小学生から硬式は早い」というイメージもあって部員が減少。8年前から活動は中学生だけになっていた。ただ、プロを目指す選手や、児童減で小学校単位のチームを作れなくなった地域の受け皿になろうと、昨年4月に活動を再開した。

 当初集まった部員は5人。試合はできずに練習メニューも限られたが、軟式野球のシーズンを終え、中学から硬式転向を検討する8人が1月に加わり13人になった。“急造チーム”ながら打撃力のある選手が多く、西九州ブロック、九州ブロック予選を次々に突破。古舘芳文コーチ(53)は「バッティングに関しては当時の(宮崎)敏郎君を抜いている」と評価する。

 主将の竹本楓尚(ふうしょう)君(12)=大志小6年=は昨春からのメンバー。「最初に試合に出られた時はうれしかった。集まった当時から仲良く団結力があった」。各予選を勝ち抜いた精鋭16チームが集まる全国大会ではベスト4を目標に掲げる。

 大会後に6年生11人が卒業し、残るのは4年生2人のみ。部員集めが再び課題となる。全国で好結果を残すことで、「名門復活」への足がかりにする。

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