しし肉をそぼろに加工し、みそであえたパスタを試食した町内の飲食業者ら=吉野ヶ里町のきらら館

■メニューさぐる

 農地を荒らすイノシシ被害を減らし、しし肉料理の特産化を目指そうと「しし肉シンポジウム」が16日、吉野ケ里町の東脊振健康福祉センターきらら館で開かれた。町内で飲食店を営む店主ら約15人が集まり、さまざまなジビエ料理を試食し、新メニュー開発のヒントを探っていた。

 地元有志でつくる町観光戦略協議会が主催し、昨年に続き2回目。町が進めるイノシシの処理加工施設の建設計画と並行しながら、町ぐるみでしし肉のPRに取り組む機運を高めようと開いた。

 この日は福岡市でイノシシやシカ肉などのジビエ料理を提供するレストラン経営者などを招き、メニューを試食した。しし肉で作ったそぼろを使い、ピザやみそであえたパスタ料理などが並んだ。店主らはメニュー化の構想を練りながら味を確かめていた。「まずはイベントで試作するのもいいかも」という声もあり、参加者の反応は上々。主催した同会の北村好広さんは「まちの活性化につなげるきっかけとなれば」と期待を込めた。

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