「なまずの寝床」の一部として飾る巨大な絵を制作した嬉野中美術部=嬉野市社会体育館

 今月28日から嬉野市でスタートする第17回うれしのあったかまつり「宵の美術館」に向けて、嬉野中美術部が巨大な絵を制作した。今まで経験のない巨大アートに十数人の部員たちは「達成感が得られた」と満足。今回から市民がランタンを手作りするよう変化した祭りの準備も、大詰めを迎えている。

 部員たちの作品は、横10メートル×縦8メートルの和紙に描いた。嬉野市体育館に展示するランタンの空間芸術「なまずの寝床」の一部にすることから塩田川の水中を表現し、大きなナマズやカニ、ザリガニ、メダカなどを色彩豊かに描いた。

 「なまずの寝床」プロジェクトを指導するランタンアーティスト三上真輝さん(63)=福岡県古賀市=が同部に協力を要請したことがきっかけ。生徒たちは事前に図案を練り、昨年11月から制作現場の市社会体育館で作業を始めた。土曜日や冬休みを使い、14日に完成させた。

 小島那菜部長は「紙質や絵の具など最初は慣れなかったが、完成させると達成感がある。初めての巨大な絵で、部員の団結力も上がった」と笑顔。祭りについては「町を挙げての取り組みなので、ぜひ多くの人に嬉野へ来てもらいたい」と期待する。

 「なまずの寝床」は巨大なナマズのほか、メダカや水草など約200基のランタンで塩田川を表現する空間芸術。昨年10月から制作を始めた三上さんは「ランタン作りが浸透するまでに時間がかかったが、市民参加も一部では進んだ。学校には特によく手を貸してもらった」と子どもたちをねぎらい、ラストスパートをかける。

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