自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の自家用乗用車の保険料が一般的な2年契約で2010円下がることが16日、分かった。軽自動車は1300円値下げし、貨物などを含む全車種平均で6・9%引き下げる。【共同】

 新保険料は沖縄県と離島を除き、乗用車が2万5830円、軽は2万5070円となる。19日に開かれる金融庁の審議会で正式に決め、4月以降の契約分から適用する。値下げは9年ぶり。自動ブレーキなど安全技術の普及で事故が減少して保険金の支払いが減り、収支が改善していることを反映させる。

 12日に開かれた審議会で、損害保険料率算出機構が収支見込みの試算を報告。2016年度、17年度ともに500億円近くの黒字になることから、審議会は値下げする方針を決めた。

 保険料は08年度に平均で27・9%安くしたが、11年度と13年度にはそれぞれ平均11・7%、13・5%値上げした。

 自賠責保険は交通事故の被害者や遺族を救済するため、車やバイクの保有者に法律で加入を義務付けた強制保険。事故で重い障害が残った場合には最高4千万円、死亡した場合には最高3千万円の保険金が支払われる。

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