(右)すくったザリガニを利用者に見せる園児(下)電動車椅子を操縦、笑顔を見せる園児=佐賀市鍋島町の尚賢保育園

 佐賀市鍋島町の生活介護事業所「ぷーSUN」の利用者が11日、同鍋島町の尚賢(しょうけん)保育園で、年長の園児21人と交流した。園児らは事業所から来たポニーに乗り、利用者と一緒に水槽のザリガニやメダカなどを網ですくって楽しんだ。車椅子を使う利用者から電動車椅子の操作を習った園児は、レバーの操作で動く車椅子を運転して歓声を上げた。

 子どもたちの福祉の心を育て、利用者に社会参加する喜びを感じてもらおうと、事業所を運営する山口剛さん(55)が初めて企画した。中臣健(つよし)園長(49)は「固定観念を持たない子どものうちからいろんな人と関わる機会を積極的につくっていきたい」と話す。

 園児は「ポニーちゃん目がかわいい」「草食べる?」とポニーに集まり、「すごいでしょ、全部取れたよ」とすくった生き物を利用者に見せて交流を楽しんだ。

 園児たちに電動車椅子の乗り方を教えた副島紀子さんは「子どもと触れ合う機会はめったにないので、うれしい。みんな飲み込みが早くて驚いた」と笑顔を見せた。帰り際、子どもたちは副島さんらにハイタッチをせがみ、「また来てね」と手を振っていた。

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