伊万里商工会議所と伊万里市との意見交換会。人材確保などの課題解決に向けて議論した=伊万里市の商工会館

 伊万里商工会議所(古賀富男会頭)は11日、塚部芳和市長ら市幹部と意見交換会を開き、企業の若手人材の確保や観光振興などの共通課題の解決に向け、課題ごとに連携して取り組むプロジェクトチームを設置することで合意した。共同の調査・研究に基づいて事業化や予算付けを速やかに行い、実効性を高める。

 意見交換会は昨年秋の古賀会頭の新体制移行後初めて。市は塚部市長のほか、企画と商工部門の部課長が出席した。商議所側が新卒採用も含めた人手不足の懸念を打ち明けると、市側も地元企業への就職率アップのため、市内の高校生や近隣の短大・大学にセミナーへの参加を呼び掛けてもなかなか集まらない現状が報告された。

 塚部市長は「商議所会員企業の元気なくして伊万里市の元気はない。互いにアイデアを出し合うことが大事」と6項目の共通課題を示し、連携組織の設置を提案。古賀会頭も快諾した。

 このほか、商議所は創立70周年の記念事業計画や会員企業の新商品開発支援の取り組みを紹介。市は、中心市街地の商店を改装して新たな価値を生み出す施策や伊万里港へのクルーズ船寄港の誘致活動の協力を呼び掛けた。

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