女子フルマラソンで4年ぶりの頂点に立った吉冨博子(メモリード)=佐賀市の県総合運動場陸上競技場

 女子フルマラソンの初代女王が、4年ぶりに頂点に返り咲いた。佐賀市の吉冨博子(メモリード)は2位以下を大きく突き放す圧巻の走りをみせて2時間41分7秒でゴールテープを切り、「後半ばててしまったけど、完走できたからよかった」と笑顔を見せた。

 1週間前に名古屋ウィメンズマラソンを走ったばかり。疲労が残る中で、この日は1キロ3分45秒のペースを心掛けてレースに臨んだ。序盤は軽快にピッチを刻んだが、「25キロを過ぎてからきつくなった」。それでも地元の声援を背に、女子トップを守り抜いた。

 多いときで1日50キロを走る。ただ「メリハリをつけることはできている」と十分な休養も取りながら調整を続ける。名古屋では今季ベストの2時間32分12秒で13位に入っており、「やっと、先頭が見える位置で走れた」と手応えを口にした。

 今年に入って四つのマラソンを走り切り、3週間後にはフランス・パリでの大会を控える。「シーズン最後のフル。今季ベストを切りたい」と次の目標を見据えた。

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