東松浦郡玄海町の岸本英雄町長は17日、再稼働に向けた手続きが大詰めを迎えている玄海原発3、4号機に関し、町議会の判断を得た上で2月中に再稼働同意を表明する意向を明らかにした。記者団の取材で応えた。面談した佐賀県の山口祥義知事に対しても早期の判断を要請した。

 岸本町長は、町議会の上田利治議長と県庁を訪れ、山口知事と副島良彦副知事が対応した。

 岸本町長は、18日の原子力規制委の会合で玄海原発3、4号機が新規制基準に適合しているとする審査書を正式決定し、合格する見通しになっていることに触れながら、「議長と相談しながら、早いうちに(再稼働同意を)表明したいと考えている」と説明した。

 その上で「県も3カ月後とかでは支障も出るでしょうし、早い時期に見解を示していただけるようお願いしたい」と求めた。上田議長も「再稼働に向けて粛々と進めていきたいと考えているので県の方もお願いしたい」と同調した。

 山口知事は「町民と県民の安全を第一に考えてしっかり対応していきたい」と答えるにとどめた。

 面会後、記者団に対応した岸本町長は、早期再稼働が地元業者の手助けになると強調し、「町としては臨時議会か、(全議員で構成する)特別委員会を開いていただいて、2月いっぱいにできたらいいと考えている」と述べ、「県には遅くとも4月のうちに判断していただければありがたい」と語った。

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