上質な伊万里牛を使った陶彩縁起弁当の「松」弁当の試作品

陶彩縁起弁当の開発に携わった関係者ら=伊万里商工会議所

■陶板華やか、持ち帰り便利に 食三昧実行委

 伊万里牛を使ったご当地グルメ開発の「伊万里2910(にくじゅう)プロジェクト」を手掛ける伊万里食三昧実行委員会(中井仁一郎会長)は、伊万里焼の陶板付きで持ち帰りが可能な「伊万里牛の陶彩縁起弁当」の販売を企画している。観光誘客につなげる狙いで、伊万里商工会議所で16日、試食検討会を開いた。

 同プロジェクトは2014年、伊万里牛の和風グルメを伊万里焼の器で提供する「重箱御膳」を市内の飲食店10店が開発。各店で提供しているほか、伊万里鍋島焼の窯元が並ぶ大川内山でイベントが行われる当日に限定販売したが、持ち帰りには不向きだった。今回はより多くの観光客に楽しんでもらえるよう、事前注文すればいつでも持ち帰りできる弁当を企画した。

 今回は4店がそれぞれ松竹梅の三つの価格帯の弁当を試作。伊万里牛を使ったステーキやすき焼き、そぼろ、かつなどの弁当が並んだ。割烹店「ひさご」の店主・野中健太郎さんは「伊万里牛の醍醐味であるサシの甘みを味わってもらえるよう、全てリブロースとサーロインを使った」と説明した。

 試食後の意見を受けて改良を加え、陶板付きで松4千円、竹3500円、梅3千円で販売する予定。陶板は縁起が良いと言われる「松竹梅」「宝尽くし」の2種類があり、今後は季節ごとの絵柄も増やす方針。2月5日に開かれる「食のまちづくりフォーラム」で第1弾を発売し、その後の本格販売を目指す。

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