大栄輪業の大隈保之さん(左から2人目)から手ほどきを受けながら、自転車の点検作業を行ったPTA会員たち=みやき町の中原中

■30年前から協力

 中学生の“足”である自転車をより安全に使ってもらおうと16日、みやき町の中原中(増田健一校長)で一斉点検があった。地元の自転車店「大栄輪業」が指導役となり、PTAの22人も作業に携わった。ブレーキの利きなどを確認し、不具合があればチェックシートに書き込んで整備を促した。

 半世紀前から大栄輪業を営む大隈保之さん(83)が約30年前から始め、現在は息子の昌裕さん(55)と共に年に1度実施している。

 反射材や車輪、チェーンなど点検項目は15カ所。PTA会員の手を借りながら、プロの目で約200台の自転車を次々と確認し、整備が必要な部分を明示した黄色い用紙を添付した。

 PTA会長の三宅真太郎さん(34)は「協力的な事業者さんがいるのは本当にありがたい。自転車の点検は日ごろなかなかしないので、帰ったら子どもと復習しないと」と話した。鳥栖署による交通安全教室もあった。

 今回は前輪ブレーキのゴムの摩耗が目立ったという。「必ず両輪同時にブレーキを使ってほしい。自転車はネジで組み立てられており、緩みが出る。少なくとも年1回は点検と整備が必要だと知ってもらえれば」と大隈さん。子どもたちの安全を願い、息の長い活動を誓っていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加