飲酒時のゆがんだ視界を体感できるゴーグルを身につけ、台につかまりながら歩く参加者=鹿島市民会館

 交通事故に遭わないためのさまざまなポイントを体感で学ぶ催しが11日、鹿島市民会館であった。同市交通対策協議会のメンバー約50人が、反射材の効果や飲酒時の平衡感覚を体感したほか、県警の交通安全教育車「さがポリスふれあい号」で運転に必要な能力を判定した。

 鹿島署交通課指導規制係の川崎洋係長は、同会館ホールを暗闇にして夜の視界を再現。色によって見えやすさや距離感が異なることや、明るい色でも夜は遠くから見えづらいことなどを体感させ、反射材の必要性を説いた。

 また飲酒時のゆがんだ視界を体感できる特殊なゴーグルもあり、着用するとふらついて台につかまったり、体や脚をぶつける参加者も。「さがポリスふれあい号」では、運転シミュレーターや判断能力・記憶力を試すゲーム形式の機器などで、それぞれの能力や運転時の注意点を再確認した。

 ゴーグルを体験した同市老人クラブ連合会の寺川定男さん(78)は「手元と足元の感覚が想像以上に違ってまともに歩けなかった。これほど酔うまで酒を飲むことはないが、泥酔した時の怖さが分かった」と感心していた。

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