寄贈された茶わんを手にとって眺める峰市長と宗?流唐津支部の佐伯支部長(右)、大島社中の原田さん(左)。後ろには山田宗俊の掛け軸がかかっている=唐津市南城内の旧大島邸

 今年4月に移築復元した唐津市南城内の旧大島邸に10日、掛け軸や茶器が寄贈された。同邸での呈茶などに活用する。

 掛け軸は約200年前のもので、唐津藩主小笠原長昌の下で働いた宗〓流の茶人山田宗俊の書。寒山詩の一節である「白雲抱幽石」が、流れるような書体で書いてある。

 建物解体時に見つかり、市が保管していた。破れたり汚れたりしていた表装と呼ばれる装飾部分を、宗〓流唐津支部がきれいな布に仕立て直した。同邸で茶道を学んだ原田キワ子さん(75)も、故中里重利氏が手掛けた絵唐津の茶わん10点などを寄贈した。

 原田さんは「中里家と交流のあった大島家で使われてこそ意義がある。何かの役に立てば」と贈った。受け取った峰達郎市長も「貴重な財産として使わせてほしい」と感謝状を手渡した。

 掛け軸は行事の際に展示し、茶わんは7月から毎週土日に開く予定の呈茶会で使う。

〓はギョウニンベンに編のツクリ

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