児童と一緒に「電車遊び」を楽しむ短期留学中の米国の高校生=小城市の桜岡小学校

羊羹の切り分けを体験する米国の高校留学生=小城市小城町

 アメリカ・メリーランド州モンゴメリー郡にあるペイントブランチ高校の男女生徒11人が10日から、小城高に短期留学している。同校生徒の家にホームステイしながら1週間の予定で、日本文化や武道を堪能したり、地元銘菓「小城羊羹(ようかん)」作りにも積極的に挑戦している。

 米高校生の短期留学は、アジアとアメリカでさまざまな国際教育プログラムを提供しシアトルに本部を置くローラシアン協会が毎年開催。日本では、東京を中心とした関東圏内の高校への派遣が多く、今回初めて九州が選ばれ、小城高校が受け入れ先となった。

 10日に小城高に訪れた11人は、同校の夏用制服をプレゼントされ大喜び。小城高と隣接する桜岡小学校の3年生との交流会では、児童から「日本の好きなところは何ですか」との質問に、男子留学生が「神社です」と答え、子どもたちの関心を引いていた。

 小城高では授業のほかに、茶道など伝統文化系の部活に参加したり、防具を身にまとい剣道も体験した。また、11人は小城羊羹の老舗を訪れ、大釜を使った昔ながらの羊羹づくりを見学し、専用の包丁で羊羹を切り分ける作業も経験した。

 いとこが日本のポップカルチャーにはまり、研修先に日本を選んだアレック・シスさんは「小城は自然が豊かで、東京とはまったく違う風景に驚いた」と話し「アメリカで学ぶ日本の一般家庭について、実際とは違うことを体験でき貴重だった。家に上がるとき靴を脱ぐ習慣は、清潔で好感が持てる」と興味尽きない様子だった。

このエントリーをはてなブックマークに追加