九州電力は13日、東松浦郡玄海町の玄海原発1号機の廃炉作業に着手した。30年近くを要する計画で、配管内に付着した放射性物質を取り除く準備から始めた。

 配管は原子炉格納容器内にあり、冷却水が循環する。除染装置を取り付ける空間をつくるため、部品を外すなどした。今後、装置をつなぐ部分を除染したり、配管を改造したりする。来年度から薬品を使って配管内部の放射性物質を洗浄する。本年度は設備の汚染状況調査や、汚染のない設備などの解体撤去も控えている。

 廃炉作業は4段階に分かれており、21年度まで解体工事準備期間に定めている。全体では43年度の完了を目指している。九電は作業によって発生し埋設処理する放射性廃棄物は約3千トンと試算している。

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