「サガン鳥栖は孫の代まで続くクラブに」と語る日本サッカー協会の田嶋幸三会長=佐賀市内

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長が18日、47都道府県のサッカー関係者らと議論を交わす「47FAタウンミーティング」で佐賀県を訪れた。それを機会に、サッカーが地域活性化に果たす役割やサガン鳥栖の印象などについて聞いた。

 ■全国でタウンミーティングを行う意味は。

 現場の人たちの声を聞いて、現場が抱える問題を知ること。それによって(協会として)個々に即したサポートができる。タウンミーティングで聞いたことをベースに、問題解決に一緒になって取り組んでいきたい。

 ■佐賀にはJ1のサガン鳥栖がある。地域に根ざすプロチームがあることは、地域活性化にもつながると思うが。

 (プロチームがあると)子どもの手を引いて、おじいちゃんも一緒に親子でスタジアムに行こうとなる。勝った負けたで家族が一喜一憂できる。そういう文化があるのは幸せなこと。(サガン鳥栖には)孫の代まで続いていくようなクラブを目指してほしい。

 ■サガン鳥栖というクラブの印象は。

 いい立地に、いいスタジアムを持っている。そして竹原社長のバイタリティーは、やはりサッカーマンだなと感じる。九州唯一のJ1で在り続けているのは、経営手腕がありサッカーを知っている人がやっているからこそ。補強などに関しても、世界基準でやっていくという気持ちを見せてくれている。ほかのJのチームは見習うべき。そして将来、佐賀県出身の選手が増えていくことを期待している。

 ■佐賀のサッカー界が発展するために求められることは。

 佐賀の人はみなさん情熱を持っており、蓄積されたノウハウもある。ただ、まだ次の段階に行くための周りの理解やインフラ整備ができていない。いまは中村勇会長を中心に、いろんな人が改革をしようとしている。

 ■佐賀のサッカーファンにメッセージを。

 みなさんサッカーをしてください。小さな子どもたちにとっては将来役に立つと思う。またインフラ整備などは県協会と手に手を取って実現したい。そしてサガン鳥栖を応援しましょう。佐賀から日本一、アジア一のチームをつくりましょう。

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