囃子初め式で息の合った音色を響かせる小学生ら=唐津市北波多の徳須恵公民館

 約270年の歴史がある「徳須恵祇園祭」の年頭行事・囃子(はやし)初め式が15日、唐津市北波多の徳須恵八坂神社であった。徳須恵祇園山笠保存会のメンバーら関係者が、7月下旬に開催される祭りの成功と1年間の安全を祈願した。

 神事の後、隣接する公民館に場所を移し、小学生中心の囃子方20人が笛、太鼓、鐘、三味線で「さらし」「トトロコ」「せり」と呼ばれる3曲を披露。周囲からは「エンヤ、エンヤ」の掛け声が響いた。保存会会長の小杉正臣さん(70)は「新しい年が始まり、新たな気持ちになった」と話していた。

 7月の本番では高さ約6メートルの山笠が町を練り歩く。参加者の一体感を高めようと、今年は子供用の法被30着を新調。保存会は地区行事にも積極的に参加して囃子を披露し、祭りの継承に力を入れている。

このエントリーをはてなブックマークに追加