県内美術家の作品を楽しむ来場者。右は山口亮一作の「花」=佐賀市与賀町の山口亮一旧宅

 5月に第100回展覧会を迎える佐賀美術協会(先崎民憲理事長)のオマージュ展が18日、佐賀市与賀町の山口亮一旧宅で始まった。日本画、洋画、彫塑、工芸分野で活躍する23人の作品を展示している。入場無料。22日まで。

 佐賀美術協会は1913年、洋画家の岡田三郎助、山口亮一らが設立した。100年以上の歴史を誇り、佐賀の芸術文化向上や若手育成を担う全国でも珍しい地方の美術団体。今展は先人たちへのオマージュ(敬意)を込め、創立者ゆかりの場所を会場に選んだ。

 重要無形文化財保持者(人間国宝)の井上萬二さん(有田町)の白磁壺(つぼ)をはじめ、洋画では日展などで活躍した大久保孝夫さん(白石町)の油彩など役員や名誉会員らの逸品が並ぶ。

 佐賀市の男性(72)は「美術館とは違う“和の”雰囲気で作品が楽しめる」と話し、先崎理事長も「本展へ向けて弾みを付けたい」と語った。

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