佐賀県は18日、唐津市肥前町、東松浦郡玄海町の仮屋湾で養殖したマガキから、国の規制値を超えるまひ性貝毒が検出されたと発表した。佐賀玄海漁協肥前統括支所と仮屋漁協は12日以降、養殖マガキを含む二枚貝の出荷を自粛している。

 県水産課によると、18日の検査で養殖マガキから規制値の約2.23倍の毒量を検出し、両漁協に養殖マガキや天然の二枚貝の採取、出荷の自主規制を要請した。12月末から湾内で貝毒の原因になるプランクトンが増加傾向にあったため、両漁協は1月12日から既に出荷を自粛していた。

 まひ性貝毒の症状は、食後30分で舌や唇がしびれ、重症の場合、体が思うように動かなくなる。12時間を過ぎれば回復に向かう。

 県は週1回の検査で毒量の推移を確認する。3週間にわたって規制値を下回れば自粛要請を解除する。

 県内の別の海域では、名護屋浦(唐津市鎮西町)で貝毒プランクトンの増加が確認されており、マガキを養殖している佐賀玄海漁協鎮西町統括支所では17日から出荷を自粛している。県はマガキを検査し、毒量の確認を進めている。

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