鉱工業生産指数、出荷指数、在庫指数

 佐賀県がまとめた2015年の県鉱工業指数(2010年=100)は生産指数が94.3となり、前年から1.6%低下した。前年の水準を下回ったのは2年ぶりで、過去5年では2番目に低かった。情報通信機械器具や木材木製品などの業種で生産を調整する動きが見られ、全体の数字を下げる要因になった。

 業種別で前年水準を下回ったのは16業種。情報通信機械器具が36.3%、木材木製品が9.9%、プラスチック製品が7.8%それぞれ低下した。一方、上回ったのは5業種で、非鉄金属が29.4%、印刷が4.7%それぞれ上昇した。

 需要動向を示す出荷指数は1.9%低下の96.9で、3年ぶりに前年の水準を下回った。出荷が停滞した影響で在庫量が増え、在庫指数は8.2%上昇の84.7と4年ぶりに上回った。

 四半期ごとの動きをみると、気候が不安定だった第2期(4~6月)は生産指数、出荷指数ともに前年の水準を下回ったが、第3期(7~9月)は生産や需要が復調してどちらも上回った。在庫指数は第4期(10~12月)を除いて前年の数値を上回った。

 全国の生産指数は1.2%低下の97.8で、低下は2年ぶり。九州は1.5%上昇の101.8で2年連続の上昇だった。

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