約200人の観客を美しい音色で魅了したピアニストの愛野由美子さん=鹿島市の「ケアコートゆうあい」

 鹿島市出身のピアニスト愛野由美子さんのピアノコンサートが18日夜、同市の社会医療法人「祐愛会」(織田正道理事長)の介護老人保健施設ケアコートゆうあいで開かれた。今年で11回目を迎え、施設の利用者や職員など約200人が優美な音色に耳を傾けた。

 コンサートは同施設を利用していた織田理事長の父親や利用者を元気付けようと始まり、父親の誕生月だった毎年5月に開いた。ただ、昨年は4月に熊本地震が発生したことで、公演を延期してクリスマスコンサートとして実施。同時期の開催は2年ぶりとなった。

 愛野さんは「多くの人が来てくれてうれしい。風薫る5月の庭を見ながら生の音楽を聴いて」とあいさつ。バッハの「イタリアンコンチェルト」やショパンの「3つの遺作エチュード」、ブラームスの「ワルツ」など9曲を演奏し、その曲が生まれた背景を紹介する一幕もあった。

 初めて鑑賞した一ノ瀬彩さん(9)と香帆さん(5)=嬉野市=は「(曲に)吸い込まれそうですごいなぁと思った。ピアノを弾いている姿がかっこよかった」と笑顔を見せた。

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