共謀罪の構成要件を変えた組織犯罪処罰法改正案の閣議決定に抗議する市民団体=佐賀市の玉屋前

 共謀罪の構成要件を変えた組織犯罪処罰法改正案の21日の閣議決定を受け、市民団体が同日、佐賀市の街頭で抗議活動をした。「成立すれば、警察の恣意(しい)的な判断で市民運動や労働運動が幅広く監視される恐れがある」と危険性を訴えた。

 佐賀県平和運動センターのメンバーら約40人が声を上げた。「改正案は過去に3回廃案になった共謀罪と変わらず、日常的に市民が厳しく監視される恐れがある」と訴えるチラシを配り、犯罪と無関係と思っていても気づかないうちに調べられる可能性を指摘した。

 センターの柳瀬映二事務局長は「抗議運動をしたくても萎縮して集まれなくなり、国策が一方的に進められる危険性がある」と警鐘を鳴らした。

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