東京電力福島第1原発を視察した佐賀県の山口祥義知事は21日、九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働問題に関し「1F(福島第1原発)に行ったこともしっかり整理し、それを踏まえて(判断の)検討項目を整理したい」との考えを示した。

 山口知事は、20日に福島第1原発を訪れた。県原子力安全対策課によると、構内をバスで巡りながら1~4号機や免震重要棟などを約1時間かけて視察した。

 佐賀新聞社の取材に対し「二度とああいう事故を起こしてはならないと強い思いになった。東電の幹部から直接話を聞くことができ非常に参考になった」と感想を述べた。

 再稼働に関して山口知事は、安全性が確認され、住民理解が得られれば、容認する姿勢を見せている。今回の視察が判断に影響するかとの問いには「今の時点で直接どうこうということはないが、1Fもそうだが広く意見を聴く委員会、専門部会などいろんな会の報告を受けながら検討項目の整理の時間をつくりたい」と答えた。

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