自身3回目となる個展を開いている城谷さん=鳥栖市柚比町の花やしき

 皮膚科医で画家の城谷美和さん(45)=佐賀市=の個展が鳥栖市柚比町のレストラン花やしきで開かれている。パステルを主な画材に描いた22点を展示し、指や手のひらで描き出される世界は幻想的で、見る人に包み込まれるような感覚を想起させる。31日まで。

 直近作の「タラチネ」(130センチ×130センチ)は黄金色をベースに佐賀平野の風景を描いた。空に浮かぶ気球は、球皮を県内特産品の玉ねぎやミカンにする遊び心も。画面中央には祈りのしぐさをする人の影が薄く描かれ、「見る人自身の姿を投影してほしい」と狙いを語る。しなやかな青とピンク色の花弁が画面いっぱいに描かれた「花のように」(120センチ×130センチ)は昨年の第66回県展入選作。初出品での入選で「一輪の花に、宇宙のようにどこまでも広がり続ける空間を感じた」と語る。

 開場は午前10時~午後8時。23日午後2時からは城谷さんが会場にいる。「形の背後にあるものと心が一致した時の感動を共有できれば」と城谷さんは話す。問い合わせは同店、電話0942(83)2000。

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