少し水分が抜けた柑橘は、皮をむいて水と砂糖で煮るコンポートに。生とは一味違った食感とおいしさが楽しめる

庭先のミントなどを添えれば、おもてなしの一品になる

■食材、食べきる工夫を

 少子高齢化が進む日本。佐賀でも限界集落が増えつつあることを実感します。子どもの進学・就職時期は、親には老後の生き方を考える時。まずは家庭菜園の野菜や果物を最後まで捨てずにきちんと食べきる工夫をしています。

 数日前に頂いた無農薬の皮の厚い柑橘(かんきつ)。皮をむくと少し水分が抜けているようです。早速、皮をむいて水と砂糖で煮るコンポートにしました。もったいないと思いながら残ってしまっている蜜柑(みかん)やリンゴ、梨などの果物を、生のままで食べるのとは一味違った食感とおいしさで楽しめます。

 果物は生で食べるものと思い込まずに、最後まで食べきる工夫も楽しいものです。自己流ですから、果物の水分や糖分によって水と砂糖の量はお好みで。黒糖、ざらめ、三温糖、グラニュー糖、きび砂糖などのほか、蜂蜜やメープルシロップなど台所にあるものを利用してみて下さい。

 蜜柑は小ぶりのものが扱いやすく失敗しないようです。残ったワインやブランデー、リキュールなどで香りや色をつけ、シナモンやクローブ(丁子)、八角などで個性的な味に。庭先のミントやレモンバームとともにアイスクリームやヨーグルトに添えるとおもてなしの一品にもなります。

 会話も弾む楽しい時間です。食べきれずに余った物を、家にあるもので手間暇かけずに変身させて楽しむのが我が家流。エコな生活を、もったいないという気持ちとちょっとした知恵と工夫で楽しんでみてはいかがですか。(地域リポーター・岩田雅予=佐賀市大和町)

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