佐賀の歴史に思いを巡らせながら、街なかの散策を楽しんだ参加者ら=佐賀市柳町

 城下町の風情が残る佐賀市街をぶらりと散策するまち歩きイベントが19日に開かれた。地元住民など約15人が参加し、お寺、神社など由緒ある場所を巡りながら、佐賀の歴史や魅力を見つめた。

 午前の部は佐賀城の鬼門に当たる役目を担った牛嶋天満宮や佐賀城下で最も古い地蔵がある光福寺などを巡った。元循誘公民館勤務で歴史に詳しい鶴ちふみさん(56)がガイドを務め、よもやま話を紹介。光福寺の地蔵はいぼ取りに効くとされ、鶴さんは「『いぼを取ってください』と頼むと、『ください』でいぼが返ってくる。正しくは『いぼを取れ』なので注意して」と笑みを浮かべていた。

 また、何気なく道の脇に隠れている恵比寿様を注意深く観察したり、江戸時代の町医者にゆかりのあった「水芋屋敷」を見て回ったりした。参加した佐賀市の栗林美津子さん(73)は「目立たないけど佐賀の良いところがたくさんあった。ふるさとを見直す機会になりました」と話した。イベントはNPO法人まちづくり機構ユマニテさがが「ほとめきぶらり旅」と題して開いた。

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