発声練習をする放送部のメンバー

放送部が近隣の小学校で行っている絵本の読み聞かせ。身を乗り出して夢中になる児童も

■読み聞かせ、朗読術、活動多彩

 コンテストで優秀な成績を収め、近くの小学校では児童へ絵本を読み聞かせる。東明館放送部は自由な雰囲気の中、部員同士が切磋琢磨(せっさたくま)し、技術を高め合っている。

 放課後ルーティンの発声の後は、個別の練習で自主性にゆだねられるという。NHK杯全国大会を一番の目標に技術を磨く。昨年の県放送コンテストで1位、九州大会でも上位に入った1年生の井上明日楓(あすか)さん(16)を筆頭に実績を積み上げている。

 朗読が強みだという同部では、毎週近くの小学校3校で絵本の読み聞かせを行う。弥永駿斗部長(17)=2年=は、「子どもたちの反応は分かりやすい。感情豊かに世界観を作り出せるか経験になる」と話す。また、読み終わった後には児童が集まってきて、交流が楽しい。27日には福岡県筑前町の大刀洗平和記念館で、朗読劇を披露するなど校外での活動が盛んだ。

 発声練習では芯の通った声に圧倒されるが、それが悩みにも。授業中のひそひそ話が一発でばれる正直な地声になってしまうのだ。それでも「放送部の甲子園」NHK杯への思いは強い。「次回大会では全国制覇を狙います」と力強い。

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