顧客対応をするドコモショップ丸の内店の従業員=12日、東京都千代田区

 NTTドコモなど携帯大手各社の販売店が定休日を導入し始めた。顧客獲得競争の中で年中無休を続けてきたが、働きやすい環境づくりを目指す。人材を確保しやすくしたり、従業員の定着率を向上させたりする狙いもあり、元旦も休まず営業するといった業務の在り方の見直しも検討する。

 ドコモは全国の約2400店の半数に当たる約1200店が5月中に月1回の定休日を取り入れる計画だ。9月までに2千店に広げる。近隣の店舗と休日が重ならないようにして利用者の利便性に配慮する。閉店を早めるなどして営業時間の短縮を決めた店舗もある。

 今年の元日には一部地域の店舗を試験的に休みにした。来年も続けるか検討している。

 ソフトバンクも4月から取り組みを始め、既に130店が定休日をもうけた。店数は今後増える予定だ。KDDI(au)も導入に向けて販売店側と協議している。

 大手3社の販売店で働く従業員は7万人を超え、女性の比率が高い。最近は十分な人材が簡単に採用できないといった問題も顕在化しており、ITを生かした業務効率化と並行して、働き方改革を進める。【共同】

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