藤野校長から卒業証書を受け取る卒業生=佐賀市の佐賀商工ビル

 資格取得の専門校を運営するヒューマンアカデミー(東京)が2015年4月に開校した日本語学校(佐賀市松原)の第1期生卒業式が21日、佐賀市の佐賀商工ビルで開かれた。ベトナムやネパールなど8カ国の留学生52人が、同校初の卒業生として教員や在校生、アルバイト先の社員らに見守られながら2年間過ごした学びやを巣立ち、多くが専門学校などへ進学する。

 式では、藤野重雄校長が「佐賀で学んだ日本の心を忘れず、母国と日本の架け橋になって」と激励した。ネパール出身で佐賀女子短大に進学して介護を学ぶプン・ディパさん(29)は言葉や文化の違いに戸惑った留学生活の苦労を振り返り、「私たちの人生はここで終わりません。困難もチャンスと思って頑張りましょう」と答辞を述べた。

 ベトナム出身で福岡県の専門学校に進むファム・ティ・ホーアンさん(20)は「日本で通訳の仕事をしたい」と笑顔を見せていた。

 同校は佐賀県など産学官の連携による初の日本語学校として開設された。卒業後は45人が専門学校などへ進学し、うち2人が西九州大、4人が佐賀女子短大に進む。大学を休学して留学していたインドネシアの7人は帰国する。

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