伊万里港と韓国・釜山(プサン)港を結ぶ定期貨物航路が1便増え、週4便となる。韓国の興亜海運(本社・ソウル市)のコンテナ船が新たに毎週日曜日に寄港する。増便で荷主の利便性を高めることで、貨物取扱数の増加が期待される。

 新航路は釜山を出発して博多港、三島川之江港(愛媛県)を経由して伊万里に入港。船は標準サイズにあたる7545トンで、積載能力はコンテナ698TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個分換算)。15日に第1便が寄港する。

 昨年度に伊万里港が扱ったコンテナ数は釜山、中国方面の5航路で3万4318TEU。同社がすでに運航している華南・韓国航路は輸出入合計で1万960TEUと最大で、別会社が運航する釜山航路も同8657TEU。輸入は家具や魚粉、自動車部品などが多く、輸出は段ボールの原料となるロール紙が主な品目となっている。

 県伊万里港振興会(会長・山口祥義知事)が増便を要請しており、海運会社の航路見直しの中で寄港が決まった。県港湾課は「増便を機にポートセールスを強化し、伊万里港や関連企業の活性化につなげたい」としている。

このエントリーをはてなブックマークに追加