【ワシントン共同】オバマ米大統領は18日、ホワイトハウスでの任期最後の記者会見で「巨大な権力を持つ人たちに批判的な視点を投げ掛けることが皆さんの仕事だ」と述べ、権力監視というメディアの大切な職責を忘れないよう強く促した。

 自分に不都合な情報を報じるメディアを公然と非難し、記者会見で質問を受け付けないなど、メディアを軽視する姿勢を見せるトランプ次期大統領を念頭に置いた発言。記者会見をほとんど開かず、ツイッターで自分の思いを一方的に発信するトランプ氏の姿勢を戒めた。

 最後の会見は1時間に及んだが、オバマ氏は冒頭、入院したブッシュ元大統領夫妻の回復を願った後、報道の役割に触れた。メディアが民主主義に不可欠との認識を示しながら「あなた方は(権力に対し)懐疑的であるべきだし、厳しい質問をすべきだ。お世辞を言うことが仕事ではない」と語った。

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