年長の息子を含む20人の子どもたちが、幼稚園の先生の披露宴をサプライズでお祝いした。

 先生の結婚と退職が発表された年度末から、数人のお母さんたちと計画を立ててきた。式場との打ち合わせ、参加者への連絡、選曲、練習指導…。どれもが初めてのことばかりで、手探りの連続だった。

 途中、他のママから「サプライズは悲惨な結果が多いよ」と止められたり、練習で借りようとした公民館で「幼児はうるさい」と嫌がられて別の場所を探したり、気が休まらないことも多かった。

 当日、集まった子どもたちは先生に気づかれないように静かに控え室へ。披露宴会場の扉が開き、大勢の大人に注目される中、子どもたちは整然と入場した。花嫁姿の先生を見つけると、緊張していた表情が笑顔に変わる。目を丸くしていた先生の顔にも笑みがこぼれた。

 子どもたちは大きな声で練習してきた歌を合唱した。メインの「幸せなら手をたたこう」の時には、先生や会場の皆さんが声を合わせ、手拍子もいただいた。

 温かい喜びに包まれる中、サプライズは終わった。控え室に戻った子どもたちの顔は、達成感に満ちていた。

 素晴らしいひとときだった。協力し合ったお母さんたち、頑張った子どもたち、頑張れる子どもに育ててくださった先生方、そして協力をいただいた式場や練習会場の方々にも心から感謝を言いたい。本当にありがとうございました。(ママ記者・山崎恭子)

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