東妙寺開創740年大祭で石塔院から練り歩く稚児行列。子どもたち約20人が参加した=吉野ヶ里町の吉野ケ里歴史公園近く

 吉野ケ里町の東妙寺(早田法玄住職)が21日、開創740年大祭を開いた。子どもたち20人が華やかな衣装を身につけて歩く稚児行列などで、10年に一度の節目を祝った。

 東妙寺は弘安年間(1278~1288年)、後宇多天皇と亀山上皇が元寇から日本を守る祈願所として創建された。

 稚児行列は、町内外の園児や小学生が白衣と袴(はかま)に男児は烏帽子(えぼし)、女児は王冠を身につけた。初代住職の唯円(ゆいえん)上人が隠居した石塔院(しゃくとういん)(同町)から東妙寺まで約1キロを練り歩いた。保護者や地元住民らはかわいらしい姿に目を細め、スマートフォンやビデオカメラで撮影していた。

 大祭では国重要文化財の釈迦如来坐像などが一般公開され、巨大茶わんでの抹茶回しのみ、四国八十八ケ所霊場のお砂踏みもあった。

 稚児行列に参加した開成小1年の太田璃依さん(6)は「(王冠が)重かったけれど、着物を着られて楽しかった」と照れくさそうに感想を述べた。

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