来年1~3月をめどに閉店する方針の西友佐賀店=佐賀市駅前中央

 スーパー大手「西友」は22日、佐賀市駅前中央の西友佐賀店を、来年1~3月をめどに閉店する方針を明らかにした。建物の老朽化など複合的な理由を挙げているが、建物や跡地活用については明言していない。大規模地震の安全対策を実施し、年内は営業する予定。

 西友佐賀店は1979年に開店。4階建てで、1階が食料品(24時間営業)や薬品、化粧品、2階は衣料品や生活用品売り場となっている。3階は過去に無印良品などがテナントとして入っていたが、現在は使用していない。

 西友広報室は閉店の理由について「建物の老朽化、売り上げ減少、駅前開発計画などを総合的に判断した。今後については話すことができない」と説明した。

 21日に震度6強以上の大規模地震への耐震診断結果が公表され、西友佐賀店は4階倉庫が「危険性が高い」、1~3階が「危険性がある」と判断されている。広報室は「安全対策工事を行い、年内は営業したい」としている。

 佐賀市はJR佐賀駅前の再整備として西友佐賀店隣接地への大型コンベンション施設建設を構想したが、地権者のJA佐賀市中央と交渉がまとまらず、昨年9月に断念した。2022年度の九州新幹線長崎ルート暫定開業と23年の佐賀国体開催をにらみ、駅周辺整備を検討している。

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