ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)と十八銀行(長崎市)が、計画していた今年4月の経営統合と、2018年4月のFFG傘下の親和銀行(長崎県佐世保市)と十八銀の合併を、それぞれ半年間延期することが19日、分かった。統合前に承認を得るのが必要な、公正取引委員会の独占禁止法に基づく審査が難航しているため。

 双方が20日に開催予定の取締役会で決め、発表する。新たな目標は、経営統合が今年10月、合併が18年10月となる。

 十八銀と親和銀は長崎県内で激しい顧客獲得競争を繰り広げてきたが、合併で貸出金シェアが65%に高まる。そのため競争が鈍り、貸出金利が高止まりして顧客に不利にならないかどうかを公取委が詳細に調べてきた。

 関係者によると、競争状態を保つための措置が必要とする公取委に対し、FFGと十八銀は有効な解決策を提示できていないという。今年4月に統合するための期限とする今月中に承認を得られないと判断した。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加