電通の三上美里さん(右)とともにLINEスタンプ案を考える佐賀農業高の生徒=白石町の佐賀農業高

 インターネットを通じたコミュニケーションを充実させるためのワークショップが14日、白石町の佐賀農業高であった。大手広告代理店・電通の社員2人がデジタルコミュニケーションの重要性を伝えるとともに、参加した約20人の生徒は無料通信アプリLINE(ライン)のスタンプ作りに挑戦した。

 昨年度東京であった農業高校のホームページコンテストで同校が全国最優秀に輝き、ワークショップはその副賞として実施。電通でCM企画などに当たる村田晋平さんと、同コンテストを企画・運営した三上美里さんが来校した。

 2人はインターネットが普及した現状を踏まえ「発信力のある人が勝ち上がれる時代」と指摘。SNSで投稿された写真などから感じ取る相手の印象を例に、「自分が『こう見られたい』と思う通りに相手に見せられれば得につながる。企業や学校、商品も同じ」と話した。

 生徒たちは「佐賀農業高らしさ」をテーマに同校のホームページを検証。写真が多く分かりやすいことの評価のほか、「部活の名前はあるが成績が載っていない」といった声もあった。

 さらに、生徒同士で使えるLINEスタンプ案作りでは、生徒たちは「りょ(了解)」「お疲れーカツカレー」などの若者言葉と、それに添える絵や写真を考案した。中には「測量中」など同校らしさがにじむスタンプ案もできた。

 スタンプは実際に利用できるようデジタル化し、LINEに申請する。農業科学科2年の村島佳歩さん(16)は「他の人のSNSなどを見る時に、この人は何が伝えたいのかを考えながら見ようと思った。商品開発に興味があるので、プレゼンなどでの伝え方にも生かしたい」と感想を話した。

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