佐賀県は、兵庫県姫路市の私立認定こども園が定員を超える園児を自治体に隠して受け入れるなどしていた問題を受け、佐賀県内53園の実態を調査する方針を固めた。月内にも実施し、適正な指導などにつなげる。

 調査対象は、幼保連携型39園、幼稚園型11園、保育所型3園。認定こども園に入園するには、子どもの年齢や保育の必要性などについて市町から認定を受ける必要がある。ただ、3歳未満で保護者が自宅にいるなどして家庭で保育ができる場合は制度の枠外になるため、保護者と園が直接契約して受け入れ可能という。

 県は、直接契約をしている人数やその保育料、職員の配置などを調査する。兵庫県で問題になった園では給食を少なく発注していた実態もあり、給食の実施状況も調べる。認定こども園は県が認可し、園側から子どもの年齢や人数などに応じて請求を受け、公費を給付している。県こども未来課は「個別契約の実態があれば、さらに深く調査したい」としている。

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