2016年度の事業を報告し、解散した佐賀県有田焼創業400年事業実行委員会=西松浦郡有田町の県陶磁器工業協同組合

 佐賀県の有田焼創業400年事業実行委員会は22日、西松浦郡有田町で会合を開き、欧州での国際見本市出展や業務用食器の開発などの本年度事業を報告し、「所期の目的を達成した」として同日付で解散した。

 委員会は2016年の有田焼創業400年に合わせ、伊万里・有田焼産地の発展を目指して13年10月に発足した。県と有田町など3市1町、県観光連盟など3団体の代表9人で構成し、国内外の市場開拓や産業基盤整備、情報発信に取り組んだ。4年間の総事業費は約21億7300万円。

 会合では事務局が、従来3千万~5千万円程度だった伊万里・有田焼の輸出額が、15年には約1億6千万円に上ったことや、人間国宝の器などを使って料理を提供するユージアムアリタの利用者が約1万4900人だったことを説明した。委員は約6億7400万円の16年度決算を承認した。

 会長の田中裕之県肥前さが幕末維新博事務局次長は、実行委として17事業に取り組み成果を上げていることを挙げ、「創業401年以降が大切。産地再生へ今後も支援していきたい」とあいさつした。

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