完成した6種類の「伊万里牛の陶彩弁当」。下段が松で、上段が竹。提供店は左からひさご、風の丘、HAKASE

味に自信の弁当が完成し、塚部芳和市長(左)に説明する参加3店の関係者=伊万里商工会館

 伊万里の代名詞でもある食(伊万里牛)と伝統産業(伊万里焼)のコラボ企画「伊万里牛の陶彩縁起弁当」が完成し、予約販売を開始した。略称は「陶牛(とうぎゅう)弁当」。3年にわたる「伊万里2910(にくじゅう)プロジェクト」の集大成で、伊万里を訪れる観光客にアピールする。

 市内の飲食店3店がそれぞれ松(4千円・税別)と竹(3500円・同)の2種類を完成させた。サーロインやロースステーキ、ハンバーグ、焼き肉など、伊万里牛の素材の良さを最大限に生かした。

 容器のふた部分に伊万里焼の陶板が付いており、食後は飾ることもできる。陶板は縁起がいいと言われる「松竹梅」「宝づくし」の2種類あり、注文時に選択できる。今後、陶板の種類を増やす計画もあり、コレクションする楽しみも出てきそう。

 伊万里食三昧実行委員会(中井仁一郎会長)の企画で3年前に始まった2910プロジェクトは、伊万里牛の和風グルメを伊万里焼の器で提供する「重箱御膳」を飲食店10店が開発し、メニューに取り入れた。第2弾として、観光客をターゲットに持ち帰りできる弁当の研究を重ねてきた。

 記者発表を兼ねた試食会で、中井会長は「西九州自動車道延伸を踏まえ、伊万里の集客力を高めるのが目的。いいものができた」とあいさつ。塚部芳和市長も「夢のようなすばらしい弁当」と味にも太鼓判を押した。

 予約は5日前までに市観光協会に申し込む。受け取り場所は、弁当提供の3店のほか、大川内山の伊万里鍋島焼会館も指定できる。陶板なしはそれぞれ2千円引きで受け付ける。問い合わせは市観光協会、電話0955(23)3479。

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