にぎわった佐賀県ユニセフ協会のチャリティーバザー。売り上げの全てをシリア緊急募金に充てる=佐賀市の佐賀玉屋

 シリア危機で800万人を超える子どもの命が脅かされる中、佐賀県ユニセフ協会(中尾清一郎会長)は21日、チャリティーバザーを佐賀市の佐賀玉屋で開いた。日用品など約1800点を販売。売り上げと街頭募金を合わせた16万7849円をユニセフ本部を通じて現地に届ける。

 募金は多様な目的で毎年実施し、24回目の今回は5団体42人が物品を提供。生活必需品の洗剤、食器などが20円~3千円で購入できるとあって行列ができた。同協会の吉原眞紀子専務理事は「1円あれば、免疫力を上げて命をつなげるビタミンカプセルを子ども1人に半年間届けられる」と協力を呼び掛けた。

 北陵高校と佐賀清和高校など約40人が活動をサポートし、北陵高3年の中村浩基さん(17)は「安全な水や食料、薬は日本では当たり前なのに…。少しでも役に立ちたかった」。くまモンのタオルを購入した佐賀市の主婦(74)は「東京にいる孫に送り、シリアの子どもの大変さを電話で伝えたい」と話した。

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