1975年に建設され、老朽化した町立基山保育園=基山町

 三養基郡基山町は、建設から40年以上たつ町立の基山保育園(高木久幸園長)の園舎を、老朽化のため建て替える方針を固めた。庁内の検討委員会からは公立と私立に分園する案が出ており、松田一也町長が22日、町子ども・子育て会議(貞松征夫委員長)に諮問した。答申を受けて建設計画策定に着手し、数年中に建て替える。

 町こども課によると、基山保育園は1975年に建設された。老朽化に加え、窓の位置などが保育需要が高まっている低年齢児(0~3歳児)向けでないという。定員250人に対し4月末現在で220人が利用しており、「今後も需要は横ばいと見込まれる」(町こども課)。検討委員会は2015年3月から計10回開き、建て替えの緊急性が高いと判断した。

 同日の会議では、分園案の理由として、公立より私立の方が建設・運営ともに財政的に有利とする一方、保育需要への細やかな対応や子育て支援拠点などの観点から公立も存続させるべき-が挙げられた。今後は保護者や住民への説明会も開き、パブリックコメントで意見も募集する予定。

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