韓国の美術高生と記念写真に写る池田学さん(中央)=佐賀市の県立美術館

 韓国で美術を学ぶ中高生ら約40人が20日、佐賀市の県立美術館で開幕した池田学展を訪れ、壮大な物語を精緻に描いた池田作品に見入った。鑑賞後は、池田さんを囲んで質疑をかわすなど、美術談議に花を咲かせた。

 日韓の高校教師や美術関係者を中心に始めた「日韓美術教育研修講座」の一環で、国際青少年美術公募展に入賞した学生が来日した。池田さんの母校・佐賀北高など県内4校の生徒約40人が出迎え、一行は作品を食い入るように見つめ、池田ワールドを満喫した。

 池田さんを囲んでの日韓学生による質疑応答では「絵のアイデアはどこから生まれるのか」「どんなペンを使っているのか」という質問が次々と出た。池田さんは「子どもの頃の記憶や、木や川など身近なものからイメージを深めていくことが多い」と答え、「アーティストを目指すなら、手を休めずに描き続けていくことが大事」と語った。

 ソウルの美術系高校に通う朴智炯(パクチヒョン)さん(16)は「池田さんのペン画は韓国にはない特別な画風。クールでカリスマ性のある人に見えた」と話していた。

 一行は今後、佐賀北高や有田工高を訪れ、日本の生徒らと美術を通じて交流し、24日に帰国する。

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